地域コミュニティって何?

地域コミュニティの現状は

自治会、社会体育振興団体、青少年健全育成団体、PTA、老人会、ボランティア、市民活動団体、個人など、さまざまな団体や人たちが地域で活動を展開し、地域を盛り上げています。

 

でも、課題・問題もあります!

 

■地域社会の課題・問題

・住民の地域への関心の低下

・少子高齢社会の進行による家庭・地域での 子育てや介護機能の低下

・単身世帯の増加

・災害時要配慮者の対応への不安

 

■団体や組織の課題・問題

・活動を支える担い手の不足や業務の一極集中

・活動内容の重複や認知不足

・やらされ感の増加

・団体間の横のつながり不足

 

 

今、求められていること

○人と人、団体間、地域と行政のつながり、もう一度ふりかえろう

 

近所でのあいさつや声かけ、少なくなってきていませんか。 希薄になりつつある「つながり」を再び強い絆で結び、未来を担う子どもたちや高齢者の方々が、安心安全に生活できるまちづくりを目指し、地域のことを一番理解している住民のみなさんの総意で地域課題に取り組むことが必要な時代になってきています。 また、行政がサービスを提供し、市民がサービスを受けるという従来の考え方を今一度見直し、地域や住民の力(地域力)で、自然と人が共生できるまち(地域コミュニティ)をつくることをはじめてみませんか。

 

行政だけが主体になるのではなく、地域社会を構成するさまざまな人々が参画した協働によるまちづくりへ

 

 

目指すべき地域コミュニティの将来の姿

○さまざまな地域課題を、知恵を出し合い解決できるまち

○安心安全なまち、住みたい、住み続けたいと思えるまち

○お互いに助け合い、尊重しあえるまち

○人と人とのつながりが強いまち

○あいさつが聞こえるまち

 

 

 

地域コミュニティの考え方

○小学校区単位で地域コミュニティの範囲をつくる

 

自治会、社会体育振興団体、青少年健全育成団体、PTA、老人会、子供会などの地縁組織をはじめ、環境や福祉などの特定分野における専門性とノウハウを有している市民活動団体等が、さまざまな地域活動を実施しています。 これらの地域活動を推進するとともに、ある程度の地域的なまとまりがあり、日常的に顔のみえやすい範囲として考えられる小学校区を単位として、それぞれの団体や人たちと行政が連携し協力する中で、その地域の課題や問題を、解決する仕組みを模索していくことを考えてみませんか。

 

 

どのように取り組んでいくのか

○まずは顔見知りになって、情報交換をしよう

 

従来の縦割り組織の各団体を、フラットな組織団体として構成する(仮称)地域コミュニティ協議会として再構築し、各団体の組織体制のスリム化や事業・活動内容を整理するとともに、校区の課題解決のために、どの団体がどのような役割を担い、責任を果たしていくのかを明確にし、地域の総意と力で取り組むことができるシステムづくりを進めます。 また、地域の総合調整役として校区に配置する地域コーディネーターが、団体間の事業や活動の調整役や、行政とのパイプ役を担います。

 

第1ステップ

・分野を超えた顔の見える関係づくりと情報交換の場づくり

・開放センター(●●●●●●●)を地域のみんなが集える場「(仮称)地域コミュニティセンター」として活用

・地域・団体の課題や問題点の洗い出し・共有化、「自助・互助・共助・公助」の明確化

・団体が地域で担う役割の再確認

・校区の地域コミュニティニュースの発行

・校区のさまざまな活動主体を網羅する「(仮称)地域コミュニティ協議会準備委員会」の設置

 

第2ステップ

・「(仮称)地域コミュニティ協議会」の設置

・地域の実情にあった事業展開

 【従来の事業の整理、新たな事業の創設を模索 → 地域と行政が協働し、取り組むべき事柄について優先順位をつける → 地域にとって効果的・効率的な事業の展開】

 

第3ステップ

・地域の実情に応じた対応ができるような市組織

・施策の変更・市民と行政の協働による「新たな公共」の模索

 

新たな組織が作られて「さらに多忙になるのでは」という不安が発生しますが、例えば、各団体で重複していること(資料づくり・類似した行事のあり方など)を見直すことによって無駄が省かれるとともに、各団体の取り組み内容を一元化した情報をコミュニティニュースとして、地域のみなさんにお知らせすることによって、お互いの活動内容を共有することができ、地域の絆と連帯が再び深まるものと考えます。

 

 

 

開放センターの新たな活用

○(仮称)地域コミュニティセンターの創設

 

(仮称)地域コミュニティセンターには、地域コーディネーターを配置し、地域の実態を把握するとともに、各団体間の事業や活動を調整したり、地域の声を市政に届けたりします。 また、今後は校区各団体や市民活動団体、各種サークル、グループ、個人が気軽に集まって、会議や打ち合わせ、また、活動やコミュニケーションの場として活用していただけるよう検討していきます。

 

(1)地域の相談窓口

地域の課題や問題、各団体の活動や課題など、どんなことでもお聞かせください。

(2)情報収集と発信

情報収集と発信のセンター的な役割を果たし、センターに行けば、知りたい情報が得られる よう整備します。

また、校区の各団体の総会資料や活動内容、チラシ、ニュースなど、「いつでも、だれでも」 が活用できるように整備します。是非、情報の提供をお願いします。

(3)緊急時の連絡・通報

長岡第●小学校は、災害時の緊急避難場所となっています。災害等緊急時には、各自治会と連 携して、地域の災害対策の拠点としての役割を果たします。

 

 

 

地域コミュニティセンターの開設日

<地域コーディネーターが常駐します。>

毎週 ●・●・●(祝日除く)の午●●時●分から午●●時●●分まで

TEL・FAX 075-●●●-●●●●

※上記時間帯以外は、市役所市民参画協働政策監へ(TEL075-955-3164)